2015年まとめ、これから

2015年も終わりを迎えようとしている。駆け抜けるように一瞬で過ぎた、走馬灯のような一年だった。振り返ると結構色んなことをしてきたので、活動の纏めでも書いてみようかと思う。

紙媒体記事を書いた

それにしても、今年は記事を沢山書いた。

中でもMeetsRegionalという関西情報雑誌で連載をいただいたことは、自分のなかで一番大きな出来事だった。

この雑誌で書かせてもらっているのは性神信仰について。大好きな性神信仰についてならいくらでも話すことが出来るけど、1000字という限られた中で起承転結を考えるのは結構難しい。
そして自分の中でのコダワリというかなんというか「上品な下ネタ」を使いたいと心がけていて…まあそれも「ウルトラマンコがジュワッチ!」みたいな下ネタばかりで、果たしてこれが上品なのかは分からない。
なんにせよ毎回キレキレになっていく小話を快くOKしてくれる編集のワキちゃんには感謝の意しか伝えることができません。本当にありがとうございます。他にも、こんな本に寄稿させていただいたり。

チミドロというバンドのリーダーに、才能・人徳に溢れたスズキナオさんという人物がいる。その才能・人徳の溢れた分をお零れとして頂戴し、この本への寄稿のお話をいただいたわけなのだ。持つべきものは、陽気で優しい酒飲み仲間だ。
ただ私は酒が弱い。しかも東尋坊の慰霊祭の話というモヤモヤした話を書いてしまって、陽気な酒場話から明らかに浮いてしまった。そんな中、快くOKを出してくれたパリッコさん他関係者様、本当にありがとうございました。

紙に残るのって良いなあと思う。ミニマムとか言われている世の中だけど、やっぱり手に取れる物は大事だ。
これからも積極的に紙とか形に残る仕事をしていきたいな。

ウェブ媒体記事を書いた

世はオウンドメディアバブル。沢山フィーバーしたオウンドメディアの中で、ハイエナズクラブ繋がりで書かせてもらったのが「ドアラジオ」だった。
企業の名前というのは本当に凄い。単独行動では胡散臭さしかない「フリーライター」という肩書きは、こういった媒体の名を借りることで大きな力を持つ。大企業はたまた公的機関なんて、今まで決して手が届かない所だった。

取材先は広告媒体としてオウンドメディアと私達を使い、オウンドメディア側はPV・顧客獲得として私と取材先を使い、私はというとメディアの力を使いヤりたいことをヤりまくらせていただく。
こんなこと言ってはダメでしょうが、ヤリまくりヤラレまくりの大乱交とも言えるこの関係、素晴らしいと思います。ありがとうございました。

ドアラジオ【850RT】
http://chintai.door.ac/radio/2015/03/18/hyenas.html
葬儀屋さんの「終活」が斜め上すぎてビックリしたから潜入してきた

ドアラジオ【1700RT】
http://chintai.door.ac/radio/2015/07/01/hyenas.html
大人になった私が、白ポスト(=有害図書回収箱)について調べてみた

しかも、ドアラジオだけでなくあのアイデム×オモコロのメディア「ジモコロ」でも書かせてもらうことになった。

ジモコロ【200RT】
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【大阪の日本一】たこ焼きにキムチ味!? 攻め過ぎたラムネ屋で世界一のラムネを飲んできた

ジモコロ【130RT】
自宅に大仏!? なんでも我流で作っちゃうおじいさんに会ってきた

ドアラジオ【200RT】
囲碁将棋吹矢に剣術 なんでも教えてくれる道場で武士に怒られてきた

ハイエナズクラブ【300RT】
入りにくさ1000%!看板の無い店の暖簾をくぐる
とは言っても、この素晴らしいオウンドメディアの関係は永遠に続くわけではい。惜しくも「ドアラジオ」は早くも終了してしまった。
こんな風にメディア自体が突然終わることもあれば、ライターとしてPVを得ることが出来なければ次の話が無くなる、なんて足切りも容易に想像できる。楽しくエッチな関係だけではなくて、これは仕事だ。現実はどシビアなオウンドメディア。

私がこういう媒体で生きていくには、ライターとしてこつこつ力をつけていくことなのかなあ、なんてそんなことを考えたりもする…

ブログ記事

ライターとして、なんて偉そうなことを言いながら、致命的な欠陥がある。
私は、好きなことしか書いていないのだ。好きなことしか書かないぞ!という驕りではなくて、好きなことしか「書けない」のだ。

オマケに筆が遅い。遅筆も遅筆、だいたい目安として、1000文字書くのに1日かかることが最近分かってきた。単純計算して、7000字の記事を書くのに7日、14000字の記事を書くのに14日かかる。さらに言えば「書かないとな…でもその前に寝るか…」「掃除でもするか…」なんて時間まで含めると、恐ろしいくらいの時間がかかる。
こんな調子では、ライターとして喰うのなんてもってのほか、ライターと名乗るのすら憚れる。
しかも、遅筆ぷりを発揮して今年一年のブログの記事は結局25エントリだけだった。月の平均更新はたった2回という、ブログ失格ブログだ。
こんな調子では、ブロガーとも名乗れない。
私はいったい何者なんだ。
と変なモラトリアムに浸りつつも、ブログで実際書いたものひとつひとつは、なんというか渾身の記事が多かった。
ただの文字列なのに、涙した・感情が揺さぶられたという感想をいただくことがあって、なんだこれはと戸惑いながら反応を見ていた。たしかに、昨年度より以前に書いたものとは明らかに違う感じになっている。

これはツイッターにも書いたけど、都築響一さんとお話したことが大きいと勝手に思っている。

昨年度末に、畏れ多くも都築さんに原稿を見せる機会があった。
その際「良く見せようとか分かりやすくとか考えずに、全部書きこんだほうがいいよ。その方が、読んでて面白いんだよねぇ」とアドバイスいただいた。

WEBの商業記事には面白さと分かりやすさが求められる。ある程度の軽さも。分かりやすく書くことに努め、文字数もだいたい5000字以下くらいに収めているものが殆どだと思う。

でも自分のブログは商業用ではない。構成を考えた時に普通なら削ってしまうような、どうでも良い世間話とか、どうでも良い所感とか、全部詰めるようにした。ありがちな褒めちぎる形式も辞めた。素晴らしいというプラスな感情だけではないからだ。
かと言って侮辱したり批判したりしたい訳ではない。その絶妙なラインで、言葉を選び慎重に書くようになった。

それにしてもこの「書く」という行為は全く自然な行為ではない。なんというかまるで鰹節を削るかのようにゴリゴリゴリゴリと身を削り文字を書いてるような感じだ。
爪を削るような軽い感覚のものもあるけど、7000字を超えるものは腕を削るような重い感覚だ。
ゴリゴリゴリゴリ、削った体の一部を文字に起こしている。
でもそこまで苦しみながら書くことで、なんというか自分を書くことが出来ている気もする。出会った人や物を通して、文字列の端々にその時の自分が居る。

ただ表現というのは難しいもので、先日も痛烈な批判をいただいた。
要は「書かれる人のことを考えろ」というものだ。
図らずも自身が活躍していけばいくほど、様々な場所に様々な影響を及ぼす可能性が増えていく。ウェブで動く以上、自分自身がいちメディアであるということを覚悟しないといけない。

でも、思うこともあって記事は継続公開にしている。後日談も添えて。

書いた文字列には、その時の自分が居る、出会った人や物と一緒に居る。

筆の重さは、今まで以上に重くなる予感がする。
でも何かに突き動かされるように、書きたいと思う。
人と人との会合のことを書いていきたいと思う。

ライター未満・ブロガー未満・はたまた人間未満の私が目指したいものは、なんと形容したら良い存在か分からない。

(↓こんなのも書いていた↓)

【秘密結社】会員制フリーメイソン専門店「M」へ潜入せよ【撮影NG】

2015.02.28

日本で唯一!ゴキブリが食べられるお店へ行って来た【広島】【奇食】

2015.02.24

韓国一人旅の備忘録2015

2015.05.07

イベントにでた

イベントも沢山出演していたので、せっかくなので書き起こしておく。
(LPOW=ロフトプラスワンウエスト)
12月アオツキ書房「乾杯!トークそんぐ紙芝居」
11月LPOW「団地アンプラグド」
11月LPOW「奇食ナイトOSAKA3rd」
10月LPOW「村田らむ出版記念〜西成のお膝元〜」
9月アオツキ書房「純喫茶LOST&FOUND」
8月LPOW「世紀の性器ナイト」
8月インスタレーション float「秘密キチ」
7月四貫島port「珍しいそうめんを食べる会第3回」
6月LPOW「怪物件ナイト2」
4月Folkoldbookstoreトークショー「桜色のホッコリ珍スポ祭り」
4月Folkoldbookstore写真展「桜色の夢の国」
4月新世界ピカスペース「アインのアシッドナイト」
2月LPOW「奇食ナイトOSAKA2nd」
1月味園白鯨「無能座」
1月LPOW「あぶない新年会」こうやって見るとほぼ毎月イベントに出ていて、我ながらバイタリティがあると思う。

人前で話す度胸はついてきた。
あとは中身をしっかり作りこんでいきたい。毎回ハードルが上がってるから…。

動画に出た

そうそう、こんな面白い試みにも参加させてもらった。

新しい表現方法を試しながら、模索して来た一年だった。

BARをはじめた

別世界、はじめました

別世界barという、マニアが集まるbarをはじめた。
珍スポ担当金原みわ、廃墟担当ダミアン、そして団地担当ケンチン。
この基本の3人と、そしてbarを訪れるスペシャルな人々により毎回とても楽しいひとときを過ごさせて貰ってる。

しかも来たる2016/2/27には、周年イベントもするのだ!会場は御馴染みロフトプラスワンウエスト!

『別世界BAR周年スペシャルvol.1 since2015』


楽しみで仕方がありません。皆様是非お越しください。

さてだらだらと書き連ねてきたけど、こんな感じで例年に比べて更に濃い一年を過ごしてきた。
だけど進むうちに、どんどん自分の中で「圧倒的な時間の足りなさ」を感じることが多かった。
自分の小さなキャパはすぐにオーバーしてしまい、取りこぼしたりウヤムヤにすることもかなり多くあった。

ということで? 2016年は早々に無職になります。
フラフラ1年くらい旅しながら、出来なかったこと取りこぼしたことを拾っていくつもり。

私は何処へ行くんだろう?

自分でも怖いけど、恐ろしいことに、楽しくてしょうがなかったりもする。