夏フェス。太陽がサンサンと輝く下で、それは行われます。若者達が自己を解放するその非日常の空間では、一夏限りの刺激的な出会いもあることでしょう。
私も先日行ってきたんですよ、夏フェス。
場所は、兵庫県伊丹市。
皆さんも一度は聞いたことがあると思います、あのフェスです!

ひゃっほ〜〜〜〜〜〜!!
関西虫食いフェスティバル、今年も開催だぁ〜〜〜!!!!
数ある夏フェスの中でも、異彩を放っているこのフェス。体験したことがないような、夏フェスならではの刺激的な一日が待っていることでしょう!オッス、オラドキドキしてきたぞ!
ラインナップ
第四回目になるこの関西虫食いフェスティバル。残念ながら途中から参加になってしまったのが惜しいところですが…今回も盛り沢山なラインナップになっています。
このフェスのオープニングアクト、そう、第一部は虫食に関する講演会です。昆虫食の権威内山先生を始め、伊丹市昆虫館の副館長など、様々な方が昆虫と昆虫食についてお話しされます。
内山昭一先生/昆虫食入門
http://www.amazon.co.jp/gp/aw/d/4582856357?pc_redir=1405301282&robot_redir=1
↑すごいおすすめ、これから昆虫食始める方は買ってみて!
坂本昇先生/伊丹市昆虫館
http://www.itakon.com/html/main.html
↑私も大好きな場所です!巨大な蜂が出迎えてくれます。
続いては、参加型のセミ捕りです。伊丹市の昆虫館も併設している、自然溢れる昆陽池公園でセミを捕ります。セミの声が響く公園でワイワイとセミ捕りをする。まさに、フェスあるある、コールアンドレスポンスが起きています(虫と人との)
捕ってきたばかりの大量のセミを扱う、昆虫エネルギー研究所代表の佐藤さん
捕れたてピチピチのセミ
さて、そしていよいよフェスのラスト。
ヘッドライナーを飾るのは…そう、このフェスの醍醐味とも言える、食事会です。
フェスの調理スタッフさんが、腕を振るって料理を提供してくれます。
食事会の内容はこちらです。

お品書き
セミチリ
セミの子の生姜煮
イナゴのあんかけ焼きそば
コオロギとズッキーニのアヒージョ
若バッタとキュウリの酢の物
スズメバチの子の田舎炊き
ミールワームのレモンタルト
カイコの糞茶
ん〜凄いフルコースです。メニューを見てるだけでも、虫の味が口一杯に広がってくるようです。
え?この写真ではどうなっているのか分からない?
では、一つ一つの料理を詳しく見て行きましょう。
セミチリ
甘辛いチリソースで煮たセミ。美味しい〜〜〜!
柔らかいセミの身は、茄子との相性抜群です。ご飯、何杯でもいけそうです。
コオロギとズッキーニのアヒージョ
個人的に一番好きだった料理がこちらです。
コオロギとオリーブオイルが絡み合い、香り豊かな逸品になっています。
まさかオリーブオイルとこんなに合うとは思いもしなかったですね。
某もこみち氏も、そろそろ某モコズキッチンでコオロギを使ってみたらいいんじゃないでしょうか。
セミのてんぷら

いや〜フォトジェニックな見た目ですね。
実はこのセミ、第二部で捕ったもの。あの泣き叫んでいたセミ達を冷凍し仮死状態にして、天ぷらで揚げたものだそう。
こんなに新鮮な虫を食べるのは初めてです!では、捕れたてピチピチいただきます。
▲バク〜〜〜〜〜〜
我ながらなんて顔してるんだ、でも、美味しいのです!!パリパリサクサクの羽がとても香ばしいです。中はフワフワして甘味旨味があります。成虫だからでしょうか、固く、少し噛み切れない部分があります。でもその口に残る感じも、お酒のあてとしてはピッタリという感じです。
虫、むしゃむしゃ
他にも素晴らしい虫料理のオンパレードです。
蚕の糞茶。美味しい!オシャレな味がします。
カナブンのゴーヤチャンプル。オシャレな色合いです。
若バッタとキュウリの酢の物
やった〜〜!トンボ付きだ〜〜〜〜〜〜!
イナゴのあんかけ焼きそばを凄い勢いで捕る大人達
ワ〜オ!イナゴが大発生だ〜〜〜〜〜〜!
いやあ、どれもメインディニッシュと言えるような、存在感溢れる料理ばかりですね。
〆は、甘いデザートでいかが?
大量にいただいて、お腹いっぱい!ヘソから虫の脚が出てきそうです。
ごちそうさまでした。
虫を学び、虫と触れ合い、虫を食べる。
虫食イベントは数多くありますが、こんなにも虫食の良さを感じることが出来る素晴らしいイベントは他にないと思います。
フジロックがなんだ!サマーソニックがなんだ!
一番熱い夏フェスは、関西虫食いフェスティバルだ〜〜〜〜!
来年も楽しみです!