【東京】観光地から抜け落ちた別世界 浅草観音温泉

東京、浅草。
日本人だけでなく外国人客も多く訪れるここは、もはや観光地として完成された場所と言っても過言ではないでしょう。

そんな浅草に、ひっそりとその公衆浴場はあります。
もじゃもじゃに草むした、浅草観音温泉です。

この見た目だけでも別世界。
番台のお父さんいわく、60年前から営業しているそう。

この日は平日の朝早くから行ったからか、貸し切り状態です。
早起きは何とかの徳って言うだけあるなあ〜と鼻歌を歌いながら浴場に入ると、息を飲みました。

スゲー!!


建築、照明、タイル絵、鏡、磨りガラス、
別世界だ!


丸くて可愛いデザインの照明が、高い天井から垂れています。
入浴施設というか、ダンスホールみたいです。

サントリービールの文字。
この浅草観音温泉の2階はもともと宴会場だったそうなので、これを見た観光客が風呂上がりのビールを連想したんだろうなあ。

そして何よりも素晴らしいのが


人魚達が優雅に泳ぐタイル絵です。


細かい豆タイル。美しい〜〜〜〜〜
今じゃこんなタイル絵作るところなんて、あまり残っていないんじゃないでしょうか。


結構長い時間居たのですが、結局他のお客さんは来ませんでした。
風呂に浸かり、昭和の雰囲気にどっぷり浸かり、大満足で湯から上がる。


▲「バンビちゃんは動ません」
時が止まっている

ここ、確かに老朽化が凄くて、お世辞にも綺麗と言えない所も多いのですが…

正直、浅草って作られた観光地って感じがするんですよね。
古い物をあえて再現してる街というイメージ。
でもそんな観光地化が進んでいる土地で、こんなにも昭和そのままで残っているって凄いことだと思うのです。

ご主人が言うには、近いうち(といっても来年くらい?)に
改装を考えているとのことです。
こんな浅草観音温泉を味わえるのは、今しかない。

浅草観音温泉

東京都台東区浅草2-7-26
03-3844-4141
営業 6:30-18:30