東京、立川駅。
基地跡があったり、街全体でアートに取り組んでいたり、ウインズ帰りの酔っ払いのおっちゃんが歩いていたり、なかなか面白い街だと思います。
さて、そんな立川駅に立ち寄ったので、こんな場所へ行ってみました。

錦第二公園、通称オニ公園。
大きな赤鬼が口を開けている様は凄いインパクトです。
初めて来た子供は泣いちゃうかもしれません。

実はこのオニの歴史は結構古い。
遡ること昭和40年代。オニ公園の場所が立川の「表鬼門」にあたることから、街の鬼門を守るものとしてこの滑り台が設置されたということらしい。
そんな経緯があったなんて!

そんなに古くからあるのなら、何度も補修と色の塗り替えが行われたはず。ずっと赤鬼だったのかな?このフォルムだったのかな?ただの遊具と思っていましたが、ちょっと見る目が変わります…
また立川に立寄ることあれば調べてみよう。
▲ちょっと虫歯
このオニ、側部二箇所が滑り台になっています。

実はここ、あの有名漫画、聖☆おにいさんでもその舞台となりました。
主人公ブッダとキリストがこの上で休憩していたのです。
あいにくにも、この日は台風でどしゃぶり、子供一人おらずビッチャビチャだったんですが、聖☆おにいさんファンと思われる女性がカメラで撮影していました。聖地巡礼には天候なんて関係ないですよね。
側には、こんなライドも居ます。

かわいー&めずらしー!
ちなみにまた聖☆おにいさんの話をすると、本編中ではこれがウーパールーパーだという話になっていました。
私はトリケラトプスだと思ったけど…
正体知ってる人、教えて欲しいです。

錦商店街では、このオニで町興しをしています。
オニ公園ストラップや、オニどら焼きなども買えるようです。(和菓子屋さん「やな瀬」さんは日曜日定休なんでご注意を)
春は桜の名所としても知られているそう。
きっと、赤とピンクが美しいですね。
ぜひ、次回は晴れた日にこの辺りを散策したいですね。

街を守る為に置かれたオニが、子供を楽しませる遊具として、町興しの材料として、さらには漫画にテレビに大活躍。
もしかしたら、こんなに愛されている鬼は他にはいないかもしれませんね。
錦第二公園(オニ公園)
東京都立川市錦町1丁目