【閲覧注意】オオグソクムシは、結構、歯に詰まる。横浜珍獣屋

神奈川県、野毛。

とある非常に珍しい生物を食べることが出来ると知り、はるばる行ってきました。

閲覧注意です

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神奈川県の野毛といえば、毎夜毎夜飲兵衛達で賑わう場所です。
風俗店と飲み屋が混ざり合う雰囲気のある街並みは、他では見ることが出来ない独特な進化をとげていると思います。

例えば川沿いに存在するこの物件。

▲都橋商店街

昭和39年に建てられたこの建物、物凄い存在感を放っています。
以前この辺りを案内していただいたのですが、その歴史や背景など興味深い内容ばかりでした。その時の話は、また単体で纏めることにします。

この日の目的は、そんな野毛にひっそりと存在する居酒屋。

居酒屋、珍獣屋さんです。
名前に珍が入ってるだけあって、

他ではなかなか食べることが出来ない珍しい食べ物を取り扱っているお店です。

例えば、


▲ウーパールーパーから


▲カエルから
(色々な場所でカエルは食べることが出来ますが、刺身は衛生上大変珍しいですね)


▲ピラニアまで!!

様々なラインナップ!

でも

今日のお目当ては

ここでしか食べることが出来ない

オオグソクムシです!!!!

みてください、この…

虫感。

沢山の脚。

ちまたでは、美しい廃墟を表す形容詞を「ジブリっぽい」なんて言うのが公用語のようになってきましたが、
意味は違いますがこの食べ物も完全に「ジブリっぽい」ですよね。

王蟲感。

グソクムシは深海生物。通常クジラなどの大型生物の死骸を食べて海底で生きています。
鳥羽水族館で長生きしていた個体が注目されてから、そのグロテスクな見た目が意外と可愛いんじゃない?と、最近ではヌイグルミや携帯カバーなどに起用されることも。ネットで見かけた方も多いと思われます。

そんなグソクムシを食べることが出来ると知り、ずっと憧れていたのです。
その体は臭みが強く、食用には的していないとされていますが、果たしてそのお味は…

では早速

実食!

ん〜

か、かてぇ…

前歯が折れそうです。
硬い甲殻に包まれていて、なかなか噛み切ることが出来ません。また、その中身は非常に少なく、本当にただの殻を食んでような感覚ですね。

味はそうですね。魚介類の、エビとかカニとかに似ている感じです。

というかあれですね。
シャコです。

▲完全に一致

心配していた臭みですが、食べるのに苦痛ということではありませんでした。むしろ、揚げることによって、とても香ばしくなったような。
雑炊なんかに混ぜても美味しそうです。

勿論、頭から尻尾までいただきました。ごちそうさまでした。

帰り道の新幹線、歯に詰まったグソクムシが取れそうで取れなくてムズムズしてました。
グソクムシの豆知識、グソクムシは、結構歯に詰まる。

皆様も横浜に行った際には、グソクムシを食べてみては?

珍獣屋

住所:〒231-0064 神奈川県横浜市中区野毛町1丁目45−1 第二港興産ビル 2F
http://goo.gl/maps/AEuet
電話:045 260 6805